グルメリポート in 函館      


 
 3日目 朝市〜イギリス〜五稜郭
 

 旅から日も経過し函館競馬での惨敗劇などすでに忘れかけている感もあるがでは軽く3日目を。


函館朝市と金森赤レンガ倉庫
函館朝市金森赤レンガ倉庫

活いか釣堀と生いか万歳
活いか釣堀
いか調理中活いか

 朝市の市場の中に設けられていたいかの釣堀。釣ったいかはその場で捌いてもらい食べることが可能。皮を剥いたいかは見事なまでにクリスタルの輝きを放つ。「生でしか食べられないから」と店の親父さんらに強引に勧められて内蔵を食べるがやはり口に合わない。ウニに近い感触か。ヴェルスパーやカープファンなら顔を綻ばせて喰らい付くんだろうなぁとふと思ったひと場面だった。


市場の大たことほっけ煮?定食
大たこほっけ定食

 なんてことはないのだがたこの足のサイズが余りにもデカかったので激写。これでたこ焼を作りたいところ。隣は珍しい汁に浸ったほっけの定食。普通に焼いてくれればそれでいいのに。まあなんにせよ、初日のほっけ焼きと刺身と合わせてほっけ3部門制覇。ちなみに余談になるが、ちょうどこの店の先客に調教助手と思しき3人のおじちゃんがいて前日のブラックカフェがどうとか勝春がどうとかいう会話をビール片手にやっていた。思わず店を去り際にペコリと頭を下げてしまった。


函館名物・ハセガワストアのやきとり弁当
ハセガワストア ベイエリア店名物・やきとり弁当

 今は懐かしき函館出身アーティスト・GLAYのJIROが愛したと言われるハセガワストアのやきとり弁当。ジューシーで結構ウマかった。ただ、前述のほっけ定食から2時間も経っていなかったため腹が・・・そして下へと続いていく。


函館市旧イギリス領事館で寛ぐアフタヌーンティーのひと時
函館市旧イギリス領事館とオールドペキュリアヴィクトリアンローズ

 9時いか刺し、10時ほっけ、12時やきとりと続いた強行軍の締めは13時半のイングリッシュアフタヌーンティーセットだった。スコーンにサンドウィッチにムースにスポンジケーキが山盛りに。そしてティータイムだというのになぜかビールが。オールドペキュリアという銘柄のイギリスのエールビールで物珍しかったのでオーダー。慣れぬ味わいにただひたすら酔う。そしてそのまま席でひっそりとうたた寝。汚点。


八幡坂から函館湾を臨む
八幡坂から函館湾を臨む

 函館は坂が多い。市街から函館山へと繋がる無数の坂が存在する。ここは函館湾の眺望がいい八幡坂。昔チャーミーグリーンのCMでじいちゃんばあちゃんが手を取り合ってスキップするやつがあったがそのロケ現場もこの函館の坂のいずれかだったとのこと。


サブとGLAY
北島三郎記念館Art Style of GLAY

 前述の坂を下りたまたま通りかかったところに北島三郎記念館とGLAYの記念館『Art Style of GLAY』が併設されていたので軒先から記念撮影。平日の昼間だからとはいえ人通りが皆無なのが気になった。


五稜郭
五稜郭

 新撰組の歴史なんぞに何の知識も持たないが高い建物を見つけたらバカは登らないと気が済まない。というわけで高さわずか60mの五稜郭タワーからの展望。この高さじゃ五稜郭の全貌が拝めんじゃないか、と若干の疑問も残った。そして毎度のことだがここでカメラのバッテリーが尽きることになる。相変わらずの詰めの甘さを露呈してしまった。

 この後は函館空港でトドメの豚丼を食し成田行きの最終便で北の大地に別れを告げた。函館近辺に大雨警報が発令されていたため離陸してから15分ほどはかつて経験したことがないほど縦に横に大揺れの機中だったがなんとかご帰還。思えば牛・鳥・豚・魚・介・麺・甘と完全網羅を果たした函館遠征だったか。あ、馬(券)が抜けてる・・・