グルメリポート in 函館      


 
 2日目 函館駅前〜函館競馬場〜函館山登頂
 

 インパクトが大きすぎて文に起こすのに苦労している初日を敬遠して、先に2・3日目の出来事について写真を元に振り返ることにする。実はこの2日目は早朝から函館駅前のすぐ隣にある朝市に乗り込む予定だったのだが、なんと相方にトラブル発生(前日の牛乳があたった!?)で外出不能という憂き目に遭ってしまったため、単身では市場内の生臭さに耐えることができずそそくさと逃げ帰ってしまうところから始まる。行き着いた先は駅舎内だった。


JR函館駅と左に朝市、奥に函館山
JR函館駅

SLと1両電車と市電
SLSL車内
ワンマン函館市電

 昔から馴染みが濃いせいか、電車の写真を撮るのが無性に好きで・・・。イギリスでも東北でも撮ってたし。そんなわけでホームにSLが停車しているのを見掛けてわざわざ入場券を買って入ってしまった。さすがに北国だけあって車内に暖炉が備えてあるのに感心。ついでに汚点がもう1つ。一度改札を出た後、初日に大沼で踏切待ちしている時に見てビックリした1両電車がちょうど到着したため悩んだ挙句、再度入場券を買っての記念撮影。やってることは電車マニアと何ら変わらん。おまけで市電の写真も。


函館夜景弁当と激ウマだったお菓子
函館夜景弁当チーズオムレット

 そんなわけで朝市でご飯が食べられなかったため、函館の駅弁で代用。隣で寝込む病人をよそに牛乳と飲むヨーグルトも続けて一気に仕留める。ちなみにこの時の一食以外、函館での食事には常にビールが付き纏う。駅のみやげ物屋で試食して絶品だった洋菓子のチーズオムレットを一応見舞いの品として献上するもその顔色は青ざめたまま、せっかくの競馬場行きもお預けとなってしまった。「勝って帰ってくる!」と宣言した男だったがその結末は・・・


函館競馬場
函館競馬場入口函館競馬場ゴール板
オンワードゼアメモリアル

 市電に揺られ競馬場入場は昼過ぎに。(るんたか氏が訪れた2週前と異なり)快晴だったため芝生部分でピクニック気分を楽しむ家族連れが多いのなんのって。君たち、ちゃんと競馬を観なさい。と人のことは何も言えず、買った馬券は函館記念と新潟のメインのみ。しかもその結果は万券記念であるはずの函館記念が1番人気でピシャリと決まり、買っていた馬連と3連複の万券BOXの馬たちがそれぞれ1・3・4・5着に枕を並べた(いわゆるファインモーション切り)。ならば(得意の)他場で、と新潟に手を出すもこちらも堅く治まり1-3着。なんでやねん。やっぱサッポロだろ、とビアに手を出したのが敗因か。折りしもはくぼ開催があったのだが病人の様子が気掛かりなのでウインプログレスの写真だけ撮りそのまま帰途に付くことにした。なんと競馬場の場内で初日の乗馬を共にした30代女性とバッタリ遭遇するなんてこともあった。大井かどこかで仰々しいカメラを持って歩いてるのを見たことがあるような気もするんだが、まあステーキ屋の家族に続いて奇妙な縁を感じたものだ。ちなみに函館記念絡みの写真はGOCを参考のこと。


函館山夜景
函館山夜景

 さすがに旅に来てこれ以上寝かし付けておくのも心情的によくないかと病状の回復を待って夜の街に連れ出した。まあ様子を見ている間にこちらがうたた寝をしてしまいあっという間に夜になってしまったのだが。というわけで向かったのが函館山。本来なら陽が落ちる辺りから徐々にライトアップが煌びやかになっていく街並みを味わうのが理想なのだが致し方なし。展望台は込み込みでアジアンの姿も多く絶対スリがあるなと思わせる環境だった。ロープウェーってなんだか気分がいい。


さかえ寿し 高砂支店
さかえ寿し 松コース
さかえ寿し 蟹&いかソーメンセット追加オーダー

 最初は別の店に行くために函館山下からタクシーに乗り込んだのだが、そのタクシーの運ちゃんの薦めでやって来たのがさかえ寿し。それは偶然にも「是非行ってみて」と前日ヨッパライのパパさんが教えてくれた寿司屋と同一だった。軒をくぐると職人のお出迎え。とてもウマい。一番感激したのは、ガリかな。いつも茅場町で食ってたガリは何だったんだろう!?とはいえやはりここは函館。麺つゆで食べるイカそーめんが感動するほど美味く病人のオーダーからツルツルと半分ほど平らげてしまった。カニも食ったしウニも食った。追加オーダーで中トロと赤身の食べ比べも。しかしいくらとかずのこはどうがんばっても食えず。ゴージャスなトロをおむすびコロリンしなかったんだから許してね。