POG 01-02 ドラフト総評      


馬主の皆様、2週間おつかれさまでした。
それでは早速今回のドラフトについて振り返ってみましょう。

全体評ですがこれは前回の突発的なやり方に比べると
システム的に格段によくなったと思われます。
まずドラフト開催時期がダービー後新馬デビュー前で
2歳馬全馬を対象とすることができました。
(ダイワルージュ既出走の悲劇・カマーチョ氏)

次にドラフトの形態ですが1頭ずつの指名とすることで
各馬主さんごとの偏りがなくなったものと思われます。
(終わってみれば指名早いモン勝ち・ヴェルスパー氏&バイ男氏のワンツー)

ただやはり重複指名の際の処理はくじ引きとかに
した方がそこにドラマが生まれると思います。
これについての対処は次回までの課題ですね。
(エリザベスローズ&ファビラスラフイン&Golden Pondの逃避行・ヴェルスパー氏)

また今回は「サンデー産駒は2頭まで」の縛りルールを
導入してみましたがこれについてはある程度結果が
見えてこないことにはなんとも言えないので保留しておきます。
(SS独占禁止法・ヴェルスパー氏)

指名頭数についてはこれで妥当ということにしてください。
10頭所有案も考えましたが編集の手間を考えるとどうも。
それに多くなるとその分だけ馬主さんの愛馬にかける
情熱も薄れてしまうかもしれませんしね。
元々そんなモノ持ち合わせてない人は別ですが・・・。
(もっと自分の持ち馬気にしてあげなよ・???)

そしてドラフトの期間ですが2週間はやはり長いですね。
集中切れを起こした方もいたように思います。
最初の1週間はホントものすごいアクセス数でしたから。
みんなで集まれるのなら1日で決めることも可能なのですが
これについてもまあ次回までに検討しましょう。
(第5位指名未だ4頭決まらず・4人)

他のサイトとかを覗いてみると途中で追加指名なんてのを
してるところもあるようでなかなか面白いと思いました。
濃い情報が伝わってくるようになる10月の初め辺りに
1頭追加指名なんてのもアリかななんて思います。
まあそれについてはいろいろ相談の上で決めましょう。
(あぁ無念、ベレロフォン・バイ男氏)

あと、前回のPOG act-1は手探り状態だったことも含め
試行段階であったので『POG trial』と名称を変更しました。
そして今回のタイトルは『POG 01-02』となっています。

それではお待ちかね?の個人評に参ります。枠順で行きます。


1枠1番バイ男氏

毎度のごとく好みのクラシックディスタンス向きの馬にしか
興味を示さないものかと思いきや今回は意外にも
4位で早熟短距離馬を指名。新境地を切り開くハズが・・・
そのバンドレラが指名直後に深管骨折であることが判明。
少なくとも年明けデビューということで早くも望み薄。
前回POG開幕直後にいきなりベレロフォンを屈腱炎で
失った汚点をまた繰り返す結果となってしまった。
その汚名返上を誓った妹・エルフランドは超ワガママ娘。
さらにさらに・・・これはあるサイトからの未確認情報だが
「松田国厩舎で人気の○外2歳馬が、
今日(6/5)の調教中に挫石を負ったらしいです。
確か先月も軽く挫石を負ったはずです。未入厩の馬です。」とのこと。
これは果たして1位指名・Golden Pond99のことなのか。
Lindsali99だったら何の問題もないのだが・・・ねえヴェルスパーさん。
というわけで今年もバレークイーン99に全権委任といったところでしょう。


2枠2番果糖KAZUHIRO氏

てっきりジェニュインの全弟を押さえてくるものかと
思いきやその息子でくるとはちと意表をつかれました。
ただコメントを見ると獲りたい気持ちは存分にあったようですね。
しかしその代わりに獲ったメイセイオペラの半妹は
なんと本日(6/9)の2歳新馬戦で早くもデビュー。
同期の精鋭を抑えて一番星に輝くことができますかどうか。
1位指名の○外はピロマティアの半妹。
2位3位でサンデー産駒の中でも堅実どころを指名。
両馬ともになかなかの評判です。
ただ名前がビッグというのが気になるところ(関係ないけど)。
trialで獲ったダイタクリーヴァの下を今回獲らなかった
理由は父がエリシオだったところが大きいのかな。


3枠3番カープファン氏

わずか2頭で開幕を迎えることとなったtrialと違って
今回は一見いろいろ対策を立てているかのようにも映りました。
しかし結局それはカマーチョ氏とバイ男氏を巻き込んだ
醜い盗りあいへと様変わりすることとなりましたが・・・。
その1位では初年度エリシオ産駒の中でも牝馬ながら
1、2を争うと噂されるダンスパートナーの初子を指名。
2位指名はEasy Goerにサンデーサイレンスという夢の配合。
やや血統面の人気だけが独り歩きしてる感はあるが大物感は十分。
しかし下位指名なるに連れ、いつものマニアック振りを徐々に発揮。
本人曰く「トーヨーリファール産駒は少数精鋭だから・・・」
まあ持ち前のスピード指数が子に伝わってるといいですな。


4枠4番ヴェルスパー氏

ご存知、ズラリ侍らせたSS産駒で独走状態を築き上げたtrialの覇者。
そのため本戦では規制もできさらに指名の優先権なしということで
今回はやや苦しげな指名か、上位3頭はみな牝馬となった。
Lindsali99はCalderのセールで1番時計を出した快速馬。
気になるのは父Afternoon Deelitesか。
個人的には現役時のケンタッキーダービー直前の惨敗が
イメージとして色濃く残っているため負の印象が・・・。
2位3位には安田隆厩舎で今年期待の3頭のうちの2頭を配備。
残りの1頭、バンドレラが故障を発生したためその分まで
がんばってほしいものです、なんて気持ちは全くありません。
何にせよ、挫石したのがどっちかというのが今は一番重要です。


5枠5番レガシーハンター氏

巷での1番人気・ヴェルデマーレが全く振るわなかった前回。
助っ人・T氏不在の今ではグイッポ界随一の研究家として
今回もまた我が物顔で独自路線を歩む。
とはいえ1位2位でサンデー産駒の牡牝をバランス良く。
そして3位にはなんと突然マイネル軍団を指名。
グイッポ内での不人気を尻目に勝負に徹した選択。
5頭ともが既馬名決定馬ということで先行逃げ切りを目論む。
ちなみに今年のスペシャルセクレタリーは
父ライアンですね。だから獲らなかったのかな。
でもなんでマイネルは獲れて山内はダメなんでしょう?


6枠6番しんえもん氏

ミスキャストがプリンシパルS快勝もその直後の骨折で
ダービー断念という憂き目を見た文字通りのtrial。
今回はその全妹・エスフライトで雪辱を期すが牝馬とはいえ
馬体はこっちの方がいいのでは、という声もちらほらと。
まあノースフライト産駒に関してはバイ男氏とカマーチョ氏が
そろって応援しない限りきっと走ります・・・。
(京都キコウシ・中京フェルメールブルーで痛いほど経験済みのため)
そして問題のDanzig産駒の○外・スターエルドラード。
ドラフト開始時点ですでに函館開幕週への出走が確定的。
第2のアグネスワールドへと坂路でバンバン好時計を連発。
コレの何が問題なのかって鞍上がノリだというところ。
北の大地ではまだノリは嫌がられてはいないのかしら?
あぁでもブラックホークで勝ったんだったな、そういえば。
ハイドロカリド99は今年のPOG最大の大穴かもしれませんな。


6枠7番∀syu氏

開幕直前の指名馬総入れ替えで大失敗劇を演じてしまったtrial。
今回は同じ轍は踏まじと社台の裏1番人気・リミットレスビッドを指名。
6月生まれとは思えぬ立派な体つきだがやや胴がつまり気味で
ゼノン・ゴールド両全兄よりもさらにマイラー色が濃いようにも見える。
サドラーズギャルは父がSeeking the Goldに代わってどうか。
間違っても姉のようにならなければよいですね。
3位には因縁のウインラディウスの全妹を指名。
兄を超えられるか。って結局勝ったのクローバー賞だけでしたが。


7枠8番カマーチョ氏

メジロベイリーの朝日杯のみで手に入れたtrial3着の勲章。
さて今回は?と思いきや、リストを見て思わず和んでしまいました。
ダイナカール、スカーレットブーケ、ロジータの子供に
ヒシアマゾンの全弟。
さらにさほど人気がないと思われしナリタブライアン産駒を
2位指名で獲得するというこだわり様。
あくまで夢を追い続けるそのスタイルに感銘を受けました。
こういうのを純粋にロマン派って言うのかなって感じました。
(勝つ気がないと言っているわけではないとは思います。)
しかしダイナカール99の写真を見ましたが馬体だけなら
サンデー産駒の中でも屈指の出来であると思いました。
(後光が射してるバレークイーン99は別格として)


7枠9番ドラ茶磨氏

記念すべきPOG初勝利を上げるも
その後はわずか1勝止まりに終わってしまった前回。
まず1位にサイレンススズカの近親を指名。
2位指名のサルトリアは1回函館2週目に出走予定だが
例年に比べ山内自身が弱気なところがやや気にかかる。
「まだスピードが足りず奥手の血統だから・・・」とのこと。
(ってそれならまだレースに出すなよ。)
前回と今回を見るとブライアンズタイムが好きなのかな?
なんて思いますがただの巡り合わせですかね。
全体を見渡してサンデー産駒の所有が1頭だけなのは
ドラ茶磨氏とカマーチョ氏の2人だけですな。


8枠11番Y死氏

前回唯一の未勝利で0ptに終わってしまったものの
しかしその内容は3戦2着2回と惜しかったと言えるかもしれない。
今回はその優先権をフルに用いて競合の多かった
今年のサンデー産駒牝馬の筆頭・ファビラスキャットを落とした。
芦毛の好走が目立たないサンデー産駒だがこの馬が
その観点を変えるかもしれない(ただ名前がねえ)。
2位はドバイWCで世界の頂点をつかみかけ、その格だけなら
日本史上最強牝馬となったトゥザヴィクトリーの全妹を指名。
その筋の専門家によるとフェアリードール99は
その姉とは全く違ったタイプの馬体をしており
毛色が違うとはいえなんだかもっさりしていて不恰好に映るとのこと。
あとはビスクドールにならないことを祈るのみかな。
とりあえず悲願の初勝利を目指すところから始めましょう。

※ちなみに↑に登場したその筋の専門家っていうのは
 ヴィクトリーの姿態にメロメロのバイ男氏のことだそうです。

それではこの辺で。来年度のドラフトが早くも楽しみです。